馬喰横山の焼肉店は煙いから苦手という方がいますが、今は煙いことはほとんどありません。その理由は店内の設備が過去のものとは変わってきているからです。煙いイメージを持つ方の多くは換気状態がよくない店で食事をした経験があるのでしょう。肉を焼いて火に肉の脂がしたたり落ちることで煙が発生します。これが、いわゆる焼肉のにおいというものです。煙は上へと流れていきますが、空気中に漂っているので衣類に付きますし、髪の毛にも付きやすくなります。店内では常に煙があがっているので、店そのものがいわゆる焼肉のにおいになっており、クロスや張り紙の色も茶褐色になっています。これを歴史ある店だとか、ありのままで居心地がよいとかよい意味で捉える方にとっては問題ないのですが、気になる方にとっては食事内容は好きでも足が遠ざかってしまうでしょう。
馬喰横山の焼肉店では現在多くの店でにおい対策がされています。空調設備を改善すると共に、ロースターも無煙で使用できるものを選んでいます。なかには少しのにおいもさせたくないと、ロースターの近くまでダクトをはわせているお店もあります。ここまで徹底しているとにおいが漏れることはほとんどありませんし、衣裳も気にすることなく食事を楽しめます。